ちょっと待って!
そのパントリー、本当に1畳で足りると思ってる?
共働き夫婦が後悔しない収納選び、教えます。
共働きで忙しい毎日を送るあなた。
週末は家族のために、スーパーでまとめ買いがルーティンになっていませんか?
パンパンになった冷蔵庫と、置き場に困るストック食材、そしてLDKに溢れてしまう調理家電やゴミ箱。頑張って稼いだお金で手に入れた新しい家なのに、いつの間にか「生活感まるだし」になってしまう現実に、ちょっとゲンナリしていませんか?
あなたは今、こんなことで悩んでいるかもしれません。
- 「パントリーが欲しいけど、1畳で本当に足りるのか不安…」
- 「ウォークインにすべきか、スペースを考えると迷ってしまう」
- 「食品だけでなく、炊飯器やホットプレート、ゴミ箱まで隠したい!」
- 「生活感のないスッキリしたキッチンにしたいけど、どうすれば?」
- 「ネットで情報収集はしてるけど、結局自分たちに合う答えが見つからない…」
大丈夫です。私も妻も、全く同じ悩みを抱えていました。
せっかくの新居計画やリフォーム。パントリーの選択一つで、日々の家事の効率も、家族の暮らしの心地よさも、大きく変わってしまいます。
このブログでは、共働き夫婦である私たちが「1畳パントリーで最大限の満足感」を得るために実践した、具体的な思考プロセスと収納術を全て公開します。
「もう迷うのは終わりにしたい」そう思ったら、ぜひこの先を読み進めてみてください。
パントリーは「広さ」じゃない。「何」を「どう」収納するか。
「パントリーは広い方がいいに決まってる!」
そう思ってませんか?
正直に言うと、私自身も最初はそう考えていました。ウォークインパントリーの事例を見ては、「ああ、これだけのスペースがあれば何でも隠せるのに…」なんて妄想したりね。
でも、冷静に考えてみてください。
家づくりにおいて、広さというのはそのままコストに直結します。限りある予算とスペースの中で、本当に必要なのは「漠然とした広さ」ではなく、「具体的な収納力と使い勝手」なんです。
結論から言います。
1畳のパントリーでも、共働き夫婦のまとめ買いに対応し、生活感を完璧に隠すことは可能です。
むしろ、広すぎるパントリーは「デッドスペース」や「死蔵品」を生み出しやすいという側面も持っています。
重要なのは、収納したいものを徹底的にリストアップし、その上で最適なパントリーの形と収納方法を考えること。これに尽きます。
まずはここから!収納したい「全てのモノ」をリストアップ
「いや、何をリストアップすればいいか分からないし…」
そう思いますよね?私もそうでした。
でも、ここが一番大切なステップなんです。紙とペンを用意して、具体的に書き出してみてください。
STEP1: 食品ストックを洗い出す
- 買い置きの主食:お米(何kg?)、パスタ、乾麺、シリアルなど
- 調味料:醤油、みりん、油のストック、塩、砂糖(開封済み以外)
- 飲料:ミネラルウォーター(2L何本?)、お茶、コーヒー、アルコール類
- 缶詰・レトルト:非常食兼ねてどれくらいストックしているか
- お菓子・インスタント食品:家族のおやつ、非常時用など
- その他:ラップ、ホイル、キッチンペーパーなどの消耗品ストック
特に、まとめ買いする頻度と量を意識して、それぞれ「何個まで」「何本まで」と具体的に書き出すのがポイントです。
STEP2: 調理家電とキッチンツール
- 隠したい家電:ホットプレート、ミキサー、ホームベーカリー、たこ焼き器、カセットコンロなど
- たまに使う調理器具:大きめの鍋、圧力鍋、お菓子作りセットなど
- 普段使いだけど見せたくないもの:水筒、お弁当箱の予備、ジップロックなどの保存容器
これらの「おおよそのサイズ」を測っておくと、後で棚の計画を立てる時にめちゃくちゃ役立ちます。
STEP3: ゴミ箱とその他
- ゴミ箱:燃えるゴミ、プラスチック、ビン・缶、ペットボトル(分別を想定して何個必要か)
- 古紙・段ボール:一時置き場が必要か
- 掃除用品:フローリングワイパー、洗剤のストックなど
- 非常用品:防災グッズ、懐中電灯など
ゴミ箱をパントリーに隠したい場合は、その設置スペースと開閉時の動作までイメージしておくことが重要です。換気扇の有無も検討が必要になりますよ。
1畳パントリーVSウォークインパントリー:本当に最適なのはどっち?
全てのモノをリストアップできましたか?
それができたら、いよいよ1畳とウォークイン、それぞれのメリット・デメリットを具体的に比較していきましょう。
1畳パントリーのメリット・デメリットと活用術
メリット
- 省スペース:間取りの自由度が高く、建築コストも抑えやすい。
- 管理しやすい:広すぎないからこそ、モノがどこにあるか把握しやすく、死蔵品が生まれにくい。整理整頓が習慣化しやすい。
- 動線がシンプル:キッチンのすぐ横に配置すれば、最小限の動きでモノを取り出せる。
デメリット
- 収納量に限界:当然ですが、物理的な広さには限りがあります。
- 大型家電やゴミ箱は工夫が必要:奥行きや開口部をしっかり考えないと、出し入れがしにくい。
活用術:1畳だからこそ、壁面を最大限に活かす!
- 可動棚をフル活用:収納するものに合わせて高さを変えられる可動棚は必須。デッドスペースをなくします。
- 奥行きの使い分け:食品ストックは浅め、ホットプレートなど大型家電は深めの棚にするなど、奥行きの違う棚板を組み合わせる。
- スライド棚・引き出し:奥にしまい込んだものが取り出しやすいように、スライド式の棚や引き出しを導入すると便利です。
- ドア裏収納:パントリーの扉の裏側もフックやポケットで有効活用!エコバッグやレジ袋入れに最適です。
- ゴミ箱はキャスター付き:出し入れが楽になり、掃除もしやすくなります。
ウォークインパントリーのメリット・デメリットと活用術
メリット
- 大容量収納:大量のストックや大型家電もまとめて隠せる安心感。
- 多目的スペース:食品庫としてだけでなく、一時的な家事スペース(アイロンがけなど)や、子供の学習スペースにもなり得る。
- 生活感を完全に隠せる:扉を閉めれば、LDKは常にスッキリとした状態を保てます。
デメリット
- 広いスペースが必要:その分、LDKや他の部屋の広さが犠牲になる可能性も。建築コストもアップします。
- 散らかりやすい:何でもしまえる安心感から、逆にモノを詰め込みすぎて、どこに何があるか分からなくなることも。
- デッドスペースが生まれやすい:通路スペースなど、無駄な空間が発生しがちです。
活用術:広さを活かしつつ、効率も追求!
- 回遊動線:キッチンからパントリーを通り抜けられる動線にすれば、家事効率が格段にアップします。
- L字・コの字型収納:壁面を最大限に活用し、収納量を確保しつつ、通路スペースも確保します。
- 照明・換気:広さがある分、奥まで光が届く照明や、湿気・ニオイ対策のための換気扇は必須です。
- 収納ゾーニング:食品、家電、日用品など、カテゴリーごとに場所をしっかり決めて、どこに何があるか一目でわかるようにします。
【実践編】生活感ゼロを叶える!具体的な収納プラン
「リストアップも比較もしたけど、結局どうすれば生活感が出ないの?」
ここからは、私たちが実際に工夫した具体的なプランをご紹介します。
1. 「隠したいモノ」の定位置を最優先で決める
特に調理家電とゴミ箱です。
これらをパントリー内に収めるには、まずそのサイズを測り、それに合わせたスペースを確保することが最優先。
- ゴミ箱スペース:引き出し式や観音開きの扉で隠せるようにし、できればパントリー内に換気扇や通気口を設けてニオイ対策を。
- 大型家電スペース:棚板の高さや奥行きを固定せず、可変棚にして、将来的に買い替える可能性も考慮に入れるといいでしょう。家電を使う際はカウンターを引き出せるようにするなど、使用時の動線も考えましょう。
2. 統一感とラベリングで「見える」場所も美しく
完全に隠せない場所や、扉を開けたときに目に入る場所は、統一感が大切です。
- 容器の統一:同じデザインの保存容器やストッカーで揃えるだけで、グッと整頓された印象になります。100均やニトリ、無印良品などでも揃えられます。
- ラベリング:中身が何であるか、パッと見てわかるようにラベリングを徹底します。これだけで家族みんなが使いやすくなり、散らかるのを防げます。
- 色味の抑制:モノクロやアースカラーなど、落ち着いた色味で揃えるとより生活感が薄まります。
3. 動線を意識した配置で家事効率アップ
パントリーはキッチンの一部です。料理の流れをイメージして、配置を決めましょう。
- シンク・コンロに近い場所:調味料やよく使う乾物、調理ツールは、最も頻繁に使う場所の近くに。
- 買い物からの動線:玄関や勝手口からパントリーへ直行できるような動線があれば、まとめ買いした食材の搬入が格段に楽になります。
- ゴミ出し動線:ゴミ箱をパントリーに置くなら、ゴミ出しの際の手間も考慮して、外へのアクセスしやすい位置に検討することも大切です。
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まとめ:パントリーは未来の時間を買う場所だ
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
パントリーは、単なるモノをしまう場所ではありません。
それは、日々の家事ストレスを軽減し、家族の時間を生み出し、そして何よりも「心地よい暮らし」を実現するための、大切な投資なんです。
広さではない。収納は、使いこなしの美学。
隠す収納は、見えない場所の愛。そして、自分へのご褒美。
共働きで忙しいあなただからこそ、このパントリー計画に時間をかける価値は十分にあります。
今日から始める3つの行動
長々と説明しましたが、これだけ覚えて帰ってください。
- 「収納したいモノ」を全て書き出すこと。そして、それぞれのサイズを測りましょう。これがスタートラインです。
- 1畳パントリーとウォークインパントリー、それぞれのメリット・デメリットを具体的に比較検討すること。あなたのライフスタイルに本当に合うのはどちらか、リストと照らし合わせて考えてみてください。
- 設計士や工務店と、収納物のリストを共有し、動線と具体的な棚の計画を話し合うこと。プロの知恵とあなたのリアルな暮らしを融合させましょう。
「もう遅いかな…」なんて思う必要は全くありません。
今この瞬間が、あなたにとって「後悔しない家づくり」を始める、最高のタイミングです。
理想のパントリーを手に入れて、夫婦二人で「生活感ゼロ」の快適な暮らしを、ぜひ実現してくださいね。応援しています。

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